
SEO対策は内部対策と外部対策を同時進行で行うことが不可欠です。
この記事では、SEO入門として、SEO外部対策の基本から、効果的な被リンク獲得戦略、サイテーション増加施策、そして具体的な実践方法を紹介します。
この記事があなたのWebサイトの集客力に貢献できれば幸いです。
はじめに SEO外部対策とは?

SEO外部対策とは、自社Webサイト以外の外部要因を最適化することで、検索エンジンからの評価を高め、検索順位の上昇を目指す施策のことです。具体的には、他のWebサイトからの被リンク獲得や、Web上での言及(サイテーション)を増やすことを目指します。
SEO外部対策の目的
SEO外部対策の目的は以下の3つになります。
- Webサイトの信頼性向上: 信頼できるWebサイトや、権威あるWebサイトからのリンクや言及は、Googleに「このWebサイトは信頼できる」と判断させる上で、非常に効果的です。
- Webサイトの権威性向上: 特定の分野で専門性や権威性が認められているWebサイトからのリンクや言及は、Googleに「このWebサイトはその分野で重要である」と認識させ、評価を高めることに繋がります。
- Webサイトの認知度向上: 他のWebサイトやSNSで言及されることで、より多くのユーザーにWebサイトの存在を知ってもらい、アクセス増加を促すことができます。
内部対策との違いと連携
内部対策はWebサイト内部の最適化(コンテンツ、構造、HTMLなど)であり、外部対策はWebサイト外部からの評価(被リンク、サイテーションなど)を高める施策です。
内部対策と外部対策は、どちらか一方だけを行うのではなく、両方をバランス良く行うことが重要です。質の高いコンテンツ(内部対策)があってこそ、被リンクやサイテーション(外部対策)も自然と増えていきます。
なぜSEO外部対策が重要なのか?
Googleは、Webサイトを評価する際に、様々な要素を考慮しますが、その中でも特に重要なのが、外部からの評価です。
- 第三者による評価の重要性:Googleは、自社で作成したコンテンツだけでなく、第三者からの評価を重視します。他のWebサイトからのリンクや言及は、「このWebサイトは価値がある」という第三者からの推薦状のようなものです。
- クローラーによる発見:
外部サイトからのリンクを多く獲得することは、検索エンジンに対して自社サイトの存在を知らせる手段です。Googleをはじめとする検索エンジンは、クローラーと呼ばれるbotがインターネット上に公開されたコンテンツを巡回することで発見されます。クローラーはリンクを辿ってWebページを移動するため、被リンクがあるとクローラーに発見されやすくなります。 - E-E-A-Tとの関係:Googleは、Webサイトの品質を評価する際に、E-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness:経験、専門性、権威性、信頼性)という指標を重視しています。良質な被リンクやサイテーションは、このE-E-A-Tを高める上で、非常に効果的です。
SEO外部対策の基本戦略

SEO外部対策の基本的な施策は、
- 質の高い被リンクを獲得する : 他のWebサイトから自社Webサイトへのリンクを獲得する。
- 信頼できる情報源でのサイテーションを増やす : Webサイト名、ブランド名、会社名、住所、電話番号などの情報が、他のWebサイトやSNSで言及されるように促す。
この2点に集約されます。
それぞれ具体的な施策を紹介します。
1. 被リンク獲得戦略
被リンクは、SEOにおいて非常に重要な要素ですが、Googleのアルゴリズムは進化しており、単に被リンクの数を増やせば良いという時代は終わりました。
Googleは、被リンクの「質」と「多様性」を重視しています。
具体的にSEO外部対策として被リンクを獲得する方法をいくつかご紹介します。
リンクの設置依頼を営業する
自分のサイトにリンクを設置してもらうためには、親和性の高いウェブサイトの運営者や管理者に直接営業をかけ、リンクの設置依頼をする方法があります。
相手のサイトにとって有益な情報や提案をすることでリンクの設置を許可してもらえる可能性が高まります。
話題の記事作成 トレンドを捉えて被リンクを呼び込む
話題になっているニュースやトレンドを素早くキャッチし、それらに関連する記事を作成することで、他のウェブサイトからの被リンク獲得を目指しましょう。
Yahoo!ニュースなどの主要ニュースサイトを定期的にチェックし、自社の専門分野と関連性の高いトピックを見つけ出すことが重要です。人々の関心が高いトレンド記事は、SNSなどで共有されやすく、結果として他のサイトから引用やリンクの形で紹介される可能性が高まります。
比較・ランキング記事 競合との連携でWin-Winの関係を築く
自社の業種に関連する製品やサービスについて、比較記事やランキング記事を作成しましょう。
例えば、「Web制作会社おすすめ10選」のような記事を作成する際に、同業他社に連絡を取り、記事内で紹介する代わりに自社サイトへのリンクを設置してもらえないか交渉します。
この方法は、競合他社とのWin-Winの関係を築きながら、効果的に被リンクを獲得できる可能性があります。
取材記事:専門家の意見でコンテンツの信頼性を高める
業界の著名人や企業の担当者に取材を行い、インタビュー記事を作成しましょう。取材記事は、一次情報と同様に価値が高く、他のウェブサイトから引用や紹介される可能性が高まります。特に、取材対象が著名人や有名企業であれば、被リンクの数も大きく増えることが期待できます。
寄稿:専門知識を活かして、他サイトで露出を増やす
自社の専門分野と関連性の高いウェブサイトに記事を寄稿し、自社サイトへのリンクを設置してもらいましょう。
寄稿は、他のサイトの読者に自社の専門知識やサービスを知ってもらう良い機会となり、被リンク獲得に加えて、新規顧客獲得にも繋がる可能性があります。ただし、寄稿先のウェブサイトは、自社のサイトと関連性が高く、信頼できるサイトを選ぶことが重要です。
自社サイトからのリンク:内部リンクで信頼性を補完
コーポレートサイトや採用サイトなど、自社が運営する他のウェブサイトから、コンテンツを掲載しているサイトへリンクを設置しましょう。自作のリンクではありますが、サイトの運営者情報を検索エンジンに伝え、ウェブサイト全体の信頼性を高める効果が期待できます。
イベント開催:業界内での認知度向上と被リンク獲得を同時に狙う
自社の専門分野と関連性の高い企業が出展できるようなイベントを開催することも、効果的な被リンク獲得戦略です。イベントの参加条件として、「イベントの告知のために自社サイトへのリンクを設置する」ことを設けることで、業界内の企業のウェブサイトから多くの被リンクを獲得できる可能性があります。
2. サイテーション増加戦略
サイテーションとは、Webサイト名、ブランド名、会社名、住所、電話番号などの情報が、他のWebサイトやSNSで言及されることです。被リンクとは異なり、リンクがなくても効果があります。
次に、SEO外部対策としてサイテーションを増やす方法を10個紹介します。
分かりやすいサイト名:記憶に残る名前で言及を増やす
ウェブサイトの名前は、サイテーション増加に大きく影響します。短く、覚えやすく、他のウェブサイトと被らない、そして読みやすいサイト名を心がけましょう。
SNS発信:積極的に情報を発信し、拡散の連鎖を生み出す
Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSを活用して、自社の情報やコンテンツを積極的に発信しましょう。
SNSは、情報を拡散する上で非常に強力なツールです。
魅力的なコンテンツを定期的に投稿し、ユーザーとのコミュニケーションを図ることで、エンゲージメント(いいね!、コメント、シェアなど)を高めることができます。
SNS上でのリンクは、直接的なSEO効果(被リンク)はありませんが、情報が拡散されることで、間接的に被リンクを獲得したり、ブランド認知度を高めたりする効果が期待できます。
特に、ユーザーにとって有益な情報や、面白いコンテンツは、SNSで共有されやすいため、積極的に発信していきましょう。
ウェブサイト内に、主要なSNS(Twitter、Facebook、Instagramなど)の共有ボタンを設置するのも有効的です。
プレスリリース:メディア掲載で、信頼性と認知度を同時に獲得
新商品や新サービス、イベントなどの情報を、プレスリリースとして配信しましょう。
プレスリリースは、メディアの記者や編集者の目に留まる可能性があり、記事として掲載されることで、多くの人に情報を届けることができます。
メディアサイトに掲載されることで、信頼性の高い情報源からの言及(サイテーション)を獲得できるだけでなく、被リンク獲得にも繋がる可能性があります。
プレスリリースを作成する際は、メディアが取り上げたくなるような、ニュース価値の高い情報を提供することが重要です。。
ポータルサイト登録:露出を増やし、幅広いユーザーにアプローチ
業界や地域に特化したポータルサイトに、自社サイトを登録しましょう。
ポータルサイトは、特定の分野の情報をまとめて提供しているため、多くのユーザーが訪れる可能性があります。
ポータルサイトに掲載されることで、自社サイトの露出が増え、認知度の向上が期待できます。
また、ポータルサイトからのリンクは、被リンクとしての効果もあります。
Googleビジネスプロフィール:ローカルSEO対策の基本!情報を充実させよう
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に、自社の情報を登録し、情報を充実させましょう。
Googleビジネスプロフィールは、企業情報や店舗情報をGoogle検索やGoogleマップ上に表示できる無料のサービスです。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、Googleが自社の情報を正しく認識し、サイテーションとしてカウントされやすくなります。
また、ローカル検索(地域名+キーワード)での検索結果に表示されやすくなるため、地域密着型のビジネスにとっては、特に重要な施策です。
ホワイトペーパー:価値ある情報提供で、見込み顧客を獲得
ユーザーにとって有益な情報をまとめたホワイトペーパー(お役立ち資料)を作成し、ウェブサイト上でダウンロードできるようにしましょう。
ホワイトペーパーは、見込み顧客の情報を獲得するための有効な手段ですが、同時に、サイテーション獲得にも繋がる可能性があります。
質の高いホワイトペーパーは、SNSで共有されたり、他のウェブサイトで紹介されたりすることがあり、結果としてサイテーションが増加します。
コラボウェビナー:他社との連携で、新たな顧客層にリーチ
他社と共同でウェビナー(オンラインセミナー)を開催し、互いのウェブサイトやSNSで告知を行いましょう。
コラボウェビナーは、自社だけではリーチできない新たな顧客層にアプローチできる機会であり、サイテーション増加にも効果的です。
ウェビナーの告知や開催報告などを通じて、互いのウェブサイトへのリンクを設置し合うことで、被リンク獲得にも繋がります。
SEO外部対策の効果測定

SEO外部対策は、実施して終わりではありません。定期的に効果測定を行い、データに基づいて改善を繰り返すことで、継続的にSEO効果を高めていく必要があります。
効果測定に使うツール
- Google Search Console: 被リンク数、検索順位、クリック数などを確認できます。
- Google Analytics: Webサイトへのアクセス状況、ユーザー行動などを詳細に分析できます。
- Ahrefs, Majestic, SEMrushなどのSEOツール: 被リンクの詳細な分析、競合サイトの調査などに活用できます。
- SNS分析ツール: 各SNSプラットフォームが提供する分析ツールや、外部の分析ツールを活用し、エンゲージメント状況などを把握します。
効果測定の指標
- 被リンク数: 被リンクの総数だけでなく、質の高い被リンクの割合も確認しましょう。
- 検索順位: ターゲットキーワードでの検索順位の変動を追跡しましょう。
- オーガニック検索トラフィック: 検索エンジンからのアクセス数を確認しましょう。
- サイテーション数: Webサイト名、ブランド名などの言及数を追跡しましょう。
- SNSエンゲージメント: シェア、コメント、いいね!数などを確認しましょう。
- ブランド検索数: ブランド名やWebサイト名での検索数の変化を確認しましょう。
まとめ
SEO外部対策は、Webサイトの信頼性と権威性を高め、検索順位を向上させるために、非常に重要な施策です。
被リンク獲得とサイテーション増加を軸に、多様な施策を組み合わせ、長期的な視点で取り組むことが、SEO成功の鍵となります。
またSEO内部対策と同時進行で取り組むこともお忘れなく!
▼SEO内部対策についてはこちらの記事で解説しています▼
