Webデザイン基礎

現役が語る!!Webデザイナーになるために覚えるべきこと 学習ロードマップ

Webデザインの勉強を始めようと考えている方へWebデザイナーになるために覚えることを、教えます。

Webデザイナーと一言で言っても、その仕事内容は多岐に渡ります。デザインはもちろんのこと、コーディング、マーケティング、SEO対策、プロジェクト管理など、幅広い知識とスキルが求められます。正直なところ、覚える範囲はかなり広いです。

この記事では、Webデザイナーとして働く上で学ぶ必要があることを紹介します。もちろん全て覚える必要はありませんが、浅く広く覚えていつでも引き出せる能力が必要となります。

これからWebデザイナーを目指す方はもちろん、現在学習中の人も、ぜひ参考にしてください。

1. デザインの基礎:デザインの原則とツールの使い方を学ぶ

Webデザインの基礎となるのが、デザインの原則とツールの知識です。美しいデザインは、感覚だけでは作れません。

論理的な裏付けと、それを実現するためのツールを使いこなす必要があります。

デザインの原則:普遍的なルールを知る

まずは、サムネイルやバナーなどの情報が少ない制作物から作っていくのをお勧めします。制作の現場ではadobeのソフトである、photoshopやillustratorが使われることが多いですが、まずは無料で練習する為にCanvaも良いかもしれません。

  • 色彩理論: 色の組み合わせ方や、心理的な効果を理解する。
  • タイポグラフィ: フォントの選び方や、読みやすい文字の配置を理解する。
  • レイアウト: 要素の配置や、視線の誘導を理解する。
  • コントラスト: 色味や文字の強弱をつけることで、デザインにメリハリを生み出すことを理解する。
  • バランス: 余白について覚え、デザイン全体のバランスを考慮し、安定感のあるデザインを作ることを理解する。

▼デザインの配色のコツはこちらから▼

▼デザイン初心者はまずはCanvaを使用するのがお勧め▼

デザインツール:adobeソフトを使いこなす

Webデザイナーで活動するにあたって、adobeソフトの習得は必須です。何故ならほとんどの制作物のデータはadobeソフトで作られてやり取りされているからです。

注意することは、Webデザインで使う必要な機能のみ学ぶということです。グラフィックデザインまで学んでいてはキリがありませんし、素材サイトを使いことが多いです。

  • Photoshop: 写真・画像編集、加工、合成など、Webデザインに欠かせないソフトです。バナー作成に使われることが多いです。
  • Illustrator: ロゴ、アイコン、イラスト制作など、ベクター画像の作成に必須のソフトです。バナー作成でも多く使われます。
  • Adobe XD: Adobe社製のUI/UXデザインツール。Webサイトのワイヤーフレームを作成するのに向いています。

2. Webサイトの構築:コーディングを学ぶ

Webサイトは、HTML、CSS、JavaScriptという3つの言語によって作られています。これらの言語の基礎を理解することは、Webデザイナーにとって必須です。

現在はWordpress、Wixなどのノーコードツールが主流と言われていますが、フルスクラッチでコードを書いて作ったり、カスタマイズすることがありますので覚えておく必要があります。

こちらは深くコードを暗記する必要はありません。検索すれば色々なコードが出てくるのでよく使うコードだけ覚えていれば大丈夫ですし、使っているうちに覚えることができます。

HTML(HyperText Markup Language):Webサイトの骨組みを作る

  • 基本的なHTMLタグ: 見出し(<h1>~<h6>)、段落(<p>)、リスト(<ul>、<ol>、<li>)、リンク(<a>)、画像(<img>)など。
  • セマンティックHTML: <header>、<nav>、<main>、<article>、<footer>など、意味のある構造化されたHTMLタグを理解し、適切に使用する。

CSS(Cascading Style Sheets):Webサイトを装飾する

  • 基本的なCSSセレクタ: タグセレクタ、クラスセレクタ、IDセレクタなど。
  • CSSプロパティ: 色、フォント、レイアウト、ボーダー、背景など。
  • ボックスモデル: マージン、ボーダー、パディング、コンテンツ領域の関係を理解する。
  • Flexbox、Grid Layout: レイアウトを効率的に作成するための新しいCSSモジュールを理解する。
  • レスポンシブデザイン: デバイスの画面サイズに合わせて、レイアウトを調整する技術を理解する。

JavaScript(JS):Webサイトに動きを付ける

  • 基本的なJavaScript構文: 変数、関数、条件分岐、ループなど。
  • イベント処理: マウス操作、キーボード入力、ページ読み込みなどのイベントをJavaScriptで処理する方法を理解する。
  • jQuery: JavaScriptのライブラリ。Webサイトに動きを付ける際に、非常に役立ちます。
  • JavaScriptフレームワーク・ライブラリ: React、Vue.js、Angularなど、モダンなJavaScriptフレームワークの基礎を理解する。

3. CMSの代表格:Wordpressを覚える

世界のCMSで出来ているWebサイトの6割以上はWordPressが使われています。

よってWordpressを使ってサイト構築する機会が必然と多くなるので覚える必要があります。

ブログサイトなど実際に運用してみるのが習得の近道です。

WordPressを覚える

  • 基本的なサイト作成:テーマを使ってデモサイトやブログを立ち上げてみる。
  • WordPressサイトのカスタマイズ:CSS,Javascriptを使ってカスタマイズしてみる,自作でコーディングしたサイトをWordpress化してみる。
  • オリジナルテーマを作ってみる:正直ここまでできる必要はありませんが、これが出来たら一人前です。PHPという言語の習得が必要となります。

4. Webサイトの企画・設計:顧客の課題を解決する

Webデザイナーは、ただ美しいWebサイトを作るだけではありません。

顧客の課題を解決するために、Webサイトの企画・設計段階から関わります。大型案件でしたら要件定義からプロトタイプ作成はプロデューサー及びディレクターが行いますが、数ページの小規模サイトならWebデザイナーがセルフディレクションします。

よって客先のヒアリングから要件定義、プロトタイプ作成までの流れを覚える必要があります。

顧客のヒアリング:潜在的なニーズを引き出す

  • 顧客の課題: 顧客が抱えている問題を明確にする。
  • Webサイトの目的: Webサイトのゴールを設定する。
  • ターゲットユーザー: どのようなユーザーがWebサイトを利用するのかを明確にする。ペルソナをしっかり設定します。
  • 競合サイトの調査: 競合サイトを分析し、自社サイトの差別化戦略を考える。

情報設計:ユーザーにとって使いやすい構造を考える

  • サイトマップ: サイト全体の構造を視覚化する。
  • ワイヤーフレーム: サイトの各ページのレイアウトを設計する。
  • プロトタイプ: 実際に動くWebサイトの試作品を作成する。

UI/UXデザイン:ユーザー体験を最適化する

  • UI(User Interface): ユーザーの目に触れるインターフェースのデザイン。
  • UX(User Experience): ユーザーがWebサイトを利用する際に得られる体験。
  • ユーザビリティ: Webサイトの使いやすさ、分かりやすさを追求する。
  • アクセシビリティ: 高齢者や障害者など、すべての人がWebサイトを利用できるように配慮する。

5. Webサイトの運用:効果測定と改善を繰り返す

Webサイトは、作ったら終わりではありません。公開後も、効果測定を行い、改善を繰り返すことで、より良いWebサイトへと成長させていく必要があります。

よって分析するツールを覚える必要があります・

効果測定:アクセス状況を分析する

  • Google Analytics: Webサイトのアクセス状況を分析できる無料ツールです。
  • ヒートマップツール: ユーザーがWebサイトのどこをよく見ているか、どこで離脱しているかを可視化するツールです。
  • SEO対策: 検索エンジンで上位表示されるように、Webサイトを最適化します。

▼デザインもOODAサイクルで回して行きましょう▼

常に学び続ける姿勢:変化の激しい業界に対応する

Web業界は、常に新しい技術やトレンドが生まれています。

そのため、Webデザイナーは、常に学び続ける姿勢が必要です。かくいう私も毎週知らないデザインを見たり、情報収集してインプットを続けています。Pintarestで他者のデザインを参考にしたり最新のトレンドにキャッチアップできるように勉強は怠れません。

最新情報をキャッチする:

  • 業界ニュースサイトやブログをチェックする。
  • セミナーや勉強会に積極的に参加する。
  • SNSでWebデザイナーをフォローし、情報収集をする。

新しいスキルを習得する:

  • オンライン学習プラットフォームや書籍を活用して、新しいスキルを習得する。
  • 自分でWebサイトやアプリを制作し、実践的なスキルを磨く。

▼勉強を始めようと思ったら 独学とスクール徹底比較▼

まとめ:Webデザイナーへの道は、学びと挑戦の連続

Webデザイナーになるために覚えることを紹介しました。

デザインの基礎、コーディングの知識、Webサイトの企画・設計まで、幅広い知識とスキルを習得する必要があります。

また習得してからも常に新しいスキルを勉強し続ける宿命にあります。

しかし、デザインが好きな人は全く苦にはならないでしょう。また一つ一つ着実にステップを踏んでいけば、必ずWebデザイナーになるという夢を叶えて理想の生活を送ることができます。Webデザイナーへの道は、学びと挑戦の連続です。

この記事を参考に、ぜひWebデザイナーへの第一歩を踏み出しましょう!!

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  1. 現役の講師によるフルマンツーマンの授業
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  4. 初心者の方も安心して受講できるフォロー体制
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  • この記事を書いた人

Gasson

Webデザインと海を愛する現役Webディレクター クリエイティブのヒントとなる情報と海のBLOGを発信します。

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